© 2001, 2002 Andrew Bernstein & PRODOS
The official position statement of Celebrate Capitalism™
Japanese
Translation by Eri Okazaki
ベーンスタイン宣言
資本主義の信条とと可能性について

The Bernstein Declaration
On the Principles and Possibilities of Capitalism


それぞれの個人が自分の人生を持つことをを容認する体制は資本主義のみである。資本主義は、個人が各々の合理的な個人の利益を追求し、財産を所有し、自己の事業によって利益を追求することが容認されている唯一の社会体制なのである。そこにおいては個人の人権が保障され、立憲政府の権利は限られたものであり、また個人の政治活動、研究活動、経済活動は束縛されるものではない。


文化が資本主義であればあるほど
そこにおける自由と繁栄はより卓越したものになる。


それは歴史が証言している。わずか2世紀の間に、資本主義は人間の生活水準を資本主義時代では想像もつかなかった高さまで上げた。今日我々が忘れがちなのは、中世の貴族政治に束縛されていた18世紀後半の資本主義革命以前の西欧が、第3世界と同然だったということである。国は飢饉や繰り返される疫病、そして様々な筆舌に尽くしがたい貧困に破滅されていた。しかしもはやその時代は終った。

西欧せよ北米、またアジアにせよ、資本主義国家で飢饉が起こったことがかつてあっただろうか?米国は歴史上一度として飢饉に見舞われたことはない。資本主義は、人類史上かつてないほどの富を生み、過去の全ての国王たちより勝る生活を何億人という人々に与えたのだ。


資本主義が廃れば人間の悲劇が増す

しかし非資本主義国家――ファシスト、社会主義、軍事主義あるいは神権独裁主義――は市民を奴隷とし、その卑劣さは留まることを知らない。多くのアフリカ諸国では生活水準が年間百ドルから数百ドルである。北朝鮮では何万人もの人々が餓死している。キューバでは、自由を求めて米国へ泳ごうとする人々が溺死している。自由を抑圧された世界中の何百万人もの人が自由な世界へ移民することを切望している。しかし、資本主義国家で一体誰がカンボジアへ移民したいと願うだろうか?

一体何が資本主義の驚異的な成功を可能にしているのか?

蒸気機関車、映画、電信機、電話機、電球、小説、自動車、交響曲、旅客機、テレビ、パソコン、インターネット、無数の医療技術…これら生活を支える物と精神の発展、すなわち人類が生み出した偉大な科学の進展や芸術作品が資本主義の下で生み出されたわけだが、背景にある理念はいったい何だろうか?


答えは簡単である。それは自由だ。


人間は自分の意思で自由に各々の合理的な個人の利益を追求したり、生活を向上させたりしているときが最も生産力が高いのである。

人類の最も偉大な発明家、トーマス・エジソンはメンローパークの研究室において、利益性に焦点を絞ってプロジェクトをたて研究した。彼と同じように人間の生活水準を高めることに貢献した多くの発明家や工業家たちは巨大な富を享受した。資本主義の下で私的利得のために創造し、生産し、自由に放任されることによって、結果として彼らは全ての者の生活水準を上げたのである。

精神

その背景には一般的に考えられているより深い理念がある。資本主義とは精神の仕組みなのだ。精神とは、羽が鳥にとってそうであるように、人間が生きるための最も基本的な道具である。合理的な思考と生産的な努力こそが人間の生活水準を向上し寿命を延ばすのだ。だが精神というものは強制されて機能するものではない。強制は想像力を麻痺させる。精神を奴隷にすることができないのだ。資本主義が反映するのはそれが自由な精神、自由な人間そして自由な市場を保障する唯一の体制だからこそである。

アリストテレスからジョン・ロック、はたまたトーマス・エジソンからアダム・スミス、ルドウィグ・ボン・ミーズやアイン・ランドまで、歴史上の偉大な思想家や活動家は、人間の精神的自由を称賛し、その必要性を認識し、そのために戦った。彼らは、人間が抑圧されているとき、合理的な思考が弾圧され、暗黒の野蛮政治がはびこることを知っていた。しかし人間が自己の思考の下に自由に考え行動できる時、精神が自由になったとき、初めて復興と啓蒙は可能になるのである。自由とは精神の自由である。抑制とは精神の抑制である。

普遍的で不可避的なるもの

人類の最も偉大な功業が人類が最も自由だった時期に達せられたのは偶然ではない。ギリシャ帝国の黄金時代からイタリアのルネッサンス、そして米国の技術的工業的革新に至るまで、人間の精神を自由にすることが哲学、芸術そして科学の壮大な発展につながったのだ。

これが資本主義の希望であり可能性なのである。これが資本主義家のビジョンであり、我々のビジョンである。

人間の精神を自由にし、前進する姿を見よ。その美しい彫刻、絵画そして交響曲を享受し、小説の英雄たちと飛翔し、哲学・科学そして技術の発展に驚嘆するのだ。

西洋は、人間の精神と不可侵の個人の権利に対する敬意を払ったからこそ、文化的にも経済的にも発展した。それは人類の発展の必須条件である。われわれが文化的ルネッサンスを求めるならば、政治的・経済的自由の根本を確立しなければならない。

何百万もの人々が飢えている第3世界における今日の苦境は、ヨーロッパの暗黒時代のそれと同じである。人々の精神と身体は独裁者らによって抑圧されているのだ。自由を与えよ―そうすることで命を与えよ。そうすれば西洋が手にしたものを見ることができるだろう。自由を設立することによって、資本主義がなし得てきた事を繰り返すことができるだろう。

我々の人生は我々の選択肢だ

資本主義は人間の最大の恩人である。いまこそ全ての国家における理性ある人々全てがそれを認識し、精神と個人の権利のシステムを受け入れるときなのだ。

すべての国の男女が資本主義のために1つになる――
そこには喜ばしい業績を上げそして勝利する世界がまっているのだ。





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